今書店には、傾聴スキルの本がたくさん並んでます。
私が某大手本屋に勤めていた時はこんなに種類があったかなと思うくらいです。
それくらい最近では、聴くスキルって重要視されてきているのかなと感じます。
こんばんは
キャリアコンサルタントのなじゅです。
ココナラにて月間20名の方にキャリアコンサルティングを行なっています。
おかげさまでプラチナランクを1年半連続プラチナランク継続中です。
今日は、わたしが傾聴を学ぶときに行ったスキルを高めるコツ
についてお伝えいたします。
そもそも傾聴とは、なんぞや?
傾聴とは、聞き手として相手の方(話し手)のお話を興味を持って聴き、共感すること。
大事なのは、善悪の評価をせずに、なぜそのように思ったか?を肯定的な関心を持って聴くこと。
そう、傾聴の力を育てるって、聞き手が話し手に対して、善悪の判断をしようとしていたら育たないんです。(わたしはそう思っています。)
だから率直に言えば、『善悪の判断をしないこと=アドバイスをしない』が傾聴スキルを育てるコツなんです。
アドバイスをしない
え!アドバイスしなきゃ問題解決にならないやん!って思われました?
( ´ ▽ ` )
はい。そもそも傾聴とはアドバイスをしないんです。
傾聴とは、聞き手は質問をするだけで、本人に存分に話してもらって、
話し手自らなぜ今その現状になったか?を気づいてもらい、聞き手は
次の一歩を一緒に探すという伴走をするのです。
わたしは、よくキャリアコンサルタントになりたい人向けに、
ロープレのお手伝いをしているんですが(年間60名さまくらい)
やはり傾聴に慣れていない方は、アドバイスをするために善悪の判断をつけがちです。
だけどそれは、当たり前のこと。だって大抵の方は、アドバイスをするために人の話を『聞く』からです。「この人の現状の回復をしてあげたい」と思うと、どうしても悪いところやツッコミどころを探しがちになり、話し手の話を肯定的に聞けない様になります。
だから、傾聴スキルを高めたかったら「アドバイスをしないようにする訓練」をするのです。
このことを意識して聞いていたら、自然と善悪の判断をしなくなり、話し手さんに興味を持ち、寄り添って話を聞けるようになります。わたしは、この訓練を意識しすぎて、おでこが痛くなったのを覚えています。
キャリコン受験生さんもロープレを重ねると10回目の練習くらいにはできるようになっているんです(*^^*)とても素敵だと思っています。
まず、最初はアドバイスをしないことを心がけて話し手に興味を持って、話を聞いてあげてください。
次の回は、傾聴の中でも大事な次の段階「質問力を高めるスキル」をお伝えします。